< BCGは効果あり、季節が良くなり沈静化 >
新型コロナに関して日本が特殊であることの整理。
1. 感染者の増加率が欧米諸国と比べて遅く、感染者数も非常に少ない。
2. 死亡者数も非常に少ない。
3. 諸外国に比べ、緩い「外出自粛」にもかかわらず、新たな感染者が減ってきている。
1.の解釈はPCR検査による陽性者率は変わらないことから、ひとえにPCR検査数の少なさに起因していると考えられる。2.の死亡者数の少なさは、新型コロナによる死亡者を別の死因としてしまっている可能性があるが、それにしても少なく、何が原因か分からない、そこで、山中伸弥教授はファクターXと名付けた。
最近ロシアの感染者数が急上昇してきたとのニュースが出てきた。ロシアでは、PCR検査を何百万件実施しているという。そして5/11現在、22万人以上の感染者がいて、2000人程度の死亡者しかいない。ここもデータの信頼性に疑問符が付いているが、それでも死亡者数はそれほど大きな間違いはないだろうと考える。
つまり日本人やロシア人(あるいは中国人や韓国人)は掛かっても、重症化しない、死亡しないという事を示している。これは、人種(DNA)の差や生活習慣ではない。以前から指摘されているBCGが効いていると考えるとつじつまが合う。
また、3.については、最近アメリカで、COVID-19はインフルエンザウイルスと同様に、温度と湿度に弱いという実験結果が出てきたらしい、つまり、日本は、気候のせいで、感染者が減って来たと考えると分かりやすい。
結論を言えば、日本人はもうすでに、数十万人の人が新型コロナに感染しているが、1%以下の死亡率で、夏の訪れとともに、沈静化してゆく。しかしこの冬には再燃するので要注意。遠からず、外出自粛要請は解除されると期待される。


BCGには、自然免疫を“訓練”する効果(訓練免疫と呼ぶ)があり、これがコロナに対しても効いた可能性があるというものです。
東北大・大隅先生の記事(4/13)
https://diamond.jp/articles/-/234432?page=3

