経済重視か生命重視か

今まで、経済を取るか、コロナ対策をとるかは難しい問題ではあるけれど、これだけ新型コロナ感染者が増えてきたら、コロナ対策が優先されるのは当たり前じゃないかと考えていた。この時点でGO TO トラベルを前倒しとは、政府は何を考えている、と悲憤慷慨していたのだが。

しかしよく考えてみれば、実はこの選択はコロナで多く死ぬのは高齢者、経済で困るのは若い人たち、どちらの世代に視点を置くかによって全く違う結果になる。コロナは高齢者にとって重症化リスクが高く・死亡率も大きい、反対に若者から中年まではそのリスクはとても低い、罹ったことも分からないうちに直ってしまう人もいる。そして、経済のダメージは現役時代の人たちに非常に大きく影響を及ぼすが、年金生活者には殆ど影響はない。さらに経済が立ち行かなくなれば、年金の財源も困ることになる。そのうえコロナで老人が死ねば給付対象がへるから財源も楽になる。こう考えると、残念ながら選択は自明になる。政府はここまで考えて政策を決めているのだろうか。そして自分達の分の特効薬やワクチンの手当ての目途がついたうえでのことだろうか。話がここまで来ると、推理小説あるいは暴露小説になってしまうが・・・。

いずれにせよ、我々高齢者は、自分で自分をコロナから守るしかないという事につきる。

厚生省HPから

山中サイトウオッチャー 2020/07/25(Sat) 20:34 No.423
Re: 経済重視か生命重視か
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