本を読んで(図書館を利用しよう)

投稿者には3人子供がいる。ただし、孫は1人しかいない。周りをみても、孫が4人いる人は少ない。これが続くと日本の人口は指数関数的に減って行く。このまま行くと2100年には6千万人を切るようになる。政府もことの重大性を認識して過去に例のない対策をすると言っているが、少子化を止める魔法の政策があるのだろうか。

岩波新書 原俊彦著「サピエンス減少」が3月に出た。統計データを使って、付図も多く、理解しやすい本だった。そして、少子化傾向は子供を産むことができる女性が握っており、子供を生む数を自由に選択できることになったせい、と述べている。これが主原因なら収入補填や保育所設置などの社会環境を良くしても子供は増えない。
こうなると、女性の意識改革しかない。しかし、女性に、人口が減って日本あるいは人類が滅びるからもっと生んでと言うわけにはいかない(仮にそう言っても、簡単には言うことは聞いてくれないだろうが)。結局、夫婦(あるいはパートナー)の意識が変わり、もっと子供を産むようになるまで待たないといけないのだろう。自分のことを棚に上げてこんな議論ができるのかどうか自信はないが、夫やパートナーが家事・育児をもっと分担して女性の負担を減らして、やっと、子供を少なくとも2人以上持てるようになるのだろう。
こまった、ジイジ・バーバにはどうすることもできない。息子よ「父を見習わずに」もっと家事を手伝え。「えっ、すでに親父よりよくやっている」という声が聞こえる。また、子供を作る、作らないにかわらず、もっと家事を手伝えというバーバの声も聞こえる。

なお、この本は、図書館で借りた。自宅から、図書館にアクセスし、蔵書を調べて、借り出しの予約をすることができた。所沢市・入間市・狭山市・飯能市は連携しており、これらの市民なら、どこの図書館からも借りることができる。ぜひ近くの「図書館で借りて」読むことをお勧めする。

家に籠って 2023/05/03(Wed) 09:33 No.1596
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